週刊 英語長文トップ英語長文で単語が分からない!そんなときどうする?【大学受験】

英語長文で単語が分からない!そんなときどうする?【大学受験】

2018.07.11

はじめに

受験生の皆さん、こんにちは!まるしです!いよいよ夏本番が近付いてきましたね。

長文読解の対策は進んでいますか?語彙の定着がまだ不完全でも、長文読解問題を解くことはとても価値があります。なぜなら、頭に詰め込んだ知識は、そのまま放っておくと化石になってしまうからです。

せっかく覚えた単語を化石にしないためにも、実践問題をたくさん解いて、蓄えた知識を引き出すようにしましょう。

長文読解、単語で悩んでいませんか?

悩む高校生

「単語が分からなくて長文が読めない!」──そんな経験はありませんか?

長文を読んでいると、必ずと言っていいほど「分からない単語」に出くわすことと思います。

特に、語彙が完全に定着していないうちは、(ど忘れも含めて)分からない単語・熟語が多くなります。

さらに、大学のレベルが上位であるほど、単語帳や参考書には載っていない難解な単語・熟語が多く出てくるようになります。これはある意味、仕方のないことでしょう。

ですが、分からない単語にどう対処するかで、合否が左右されてしまうのです。

分からない単語が出たら、すべて辞書で調べる。それはNGです!

NGマーク

長文を読んでいて分からない単語が出てきたとき、あなたはどうやって乗り切っていますか?

「別に、今は本番じゃないし…ちょっとくらい大丈夫だよね…?」──そう思って、すぐに辞書を取り出してはいませんか?

当てはまるなら、とても危険。なぜなら、実際の入試では辞書や単語帳を頼ることができないからです。

すべて自力でやらなければなりません。日頃から入試本番を意識したやり方で演習をやらないと、いざ本番になって急にはできないのです。

裏を返せば、日頃から本番に近いやり方で解いていけば、ここ一番の大舞台でも落ち着いて行動することができます。

長文読解で分からない単語が出たらどうすればいい?

受験勉強中の高校生

先ほど、分からない単語をその都度、辞書で調べるのはNGだとお話ししました。では、分からない単語が出てきたらどうすれば良いのでしょうか?

 答えは、「意味の推測」です。文脈から単語や熟語の意味を推測することができます。

例えば、以下の問題を自力で解いてみてください。

 

. 下線部を和訳せよ。

 Come on! You should never tell off anyone who comes late just one time. You always don’t come on time when we get together.

 

いかがですか?語彙も標準レベルなので、和訳にさほど苦労はしないことと思います。

唯一の厄介者は、太字の”tell off”でしょうか。しかし、”tell off”を知らなくても、前後の話の流れからその意味を類推して突き止めることができます。

分からない単語(熟語)の意味を類推するには、以下の手順が非常に有効です。

①分からない単語(熟語)の品詞を特定する

分からない単語(熟語)が出てきたら、文中のどこに現れているかを確認し、その品詞を特定します。

先ほどの問題だと、”tell off””should”という助動詞の後ろに来ているので、”tell off”は動作を表す「動詞」だということがまず分かるはずです。

「動詞」だと分かれば、どのような行動を取るか前後の文章で似た意味の動詞が代わりに使われているか、などに注意を向けることができます。”tell”は動詞として使われることが多いので、「動詞」と推測しやすいかと思います。

②分からない単語(熟語)以外の部分を訳す

立ち止まっても仕方がないので、前に進みましょう。分からない箇所を空欄にしたまま訳します。そうすると、ヒントが浮かび上がってくることが多いからです。

先ほどの文章であれば、「あなたは、たった一度遅刻したくらいで、決して誰のことも “tell off” するべきではない。」と訳することができますね。

たとえ一箇所が空欄のままでも、「人がたった1回、遅れて来ただけで取るべきではない行動は何かな?」と考えることができます。

遅刻した人に対して、褒め称えたり喜んだりと、ポジティヴな意味の動作を取るとは考えにくいですよね。つまり、状況が絞り込めてくると選択肢が自ずと限られてくるのです。

③文脈を考慮して、止めを刺す

品詞を特定して、可能な限り和訳をした時点で、大体の意味を絞り込むことができたことと思います。さらに選択肢を絞り込むために、文脈を踏まえて考えるようにしましょう。

先ほどの問題であれば、前後の2つの文を判断材料にすることができます。

”Come on!”とは、相手に注意を促すときに使われる表現で、「おい!」とか「しっかりしてくれよ!」というニュアンスがあります。相手に対して注意を促していることが分かります。

続いて、” You always don’t come on time when we get together.”です。ざっと訳すると「みんなで集まるとき、君いつも時間通りに来ないよね」といった感じでしょうか。さぁ、ここまで来たら後はもう簡単です。「遅刻の常習犯が、他人のたった1回遅刻に対してするべきではない行動」は何でしょうか?

答えは、「叱る」です。

長文読解の推測力を鍛える勉強方法とは?

方法とは?

長文読解の推測力を鍛えるためには、スラッシュリーディングがもっとも効果的です。スラッシュリーディングとは、文を意味のまとまりごとに区切って読む方法です。

意味のまとまりを意識しながら読むことで、品詞や修飾関係が分かるようになり、分からない単語の意味の推測に役立ちます。声に出して読む習慣をつけると、より効果的ですよ!

まとめ

今回は、長文読解で単語が分からなかったときの対処法、単語の推測力のつけ方についてご紹介しました。分からない単語があっても決して諦めないでください。前後の文脈や、同じ文中における品詞や修飾関係から、その意味を類推することができるのです。

意味のまとまりごとに区切られたスラッシュリーディングをコツコツと積み重ねて、推測力を磨きましょう!

慶應義塾大学文学部のまるしです。慶應生になればモテると思っていましたが、そうでもありませんでした。悔しいので、大学生のうちに日本人女性がモテる国・トルコへ行ってみたいと思っています。よこしまな考えが案外、勉強のエネルギーになったりするもんです。モチベーションが上がらなくて困っている人は、どうしてもその大学に行きたい理由を作ってみるといいかもしれません。